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日蓮正宗 朝夕勤行の練習
~正しい信心は、朝夕の正しい勤行から~
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☆☆☆ 百日間唱題行 ☆☆☆
令和7年4月23日~7月31日
唱題会 毎日午前9時・午後1時
令和7(2025)年6月度 拝読御書
四条金吾殿御返事(しじょうきんごどのごへんじ)
賢人は八風と申して八つのかぜ(風)にをか(侵)されぬを賢人と申すなり。利(うるおい)・衰(おとろえ)・毀(やぶれ)・誉(ほまれ)・称(たたえ)・譏(そしり)・苦(くるしみ)・楽(たのしみ)なり。をゝ心(おおむね)は利あるによろこばず、をとろう(衰)るになげかず等の事なり。此の八風にをか(侵)されぬ人をば必ず天はまぼ(守)らせ給ふなり。
南無妙法蓮華経
(平成新編日蓮大聖人御書 1117㌻12行目〜14行目)
〔通 釈〕
賢人とは八風といって八つの風におかされない人をいう。(その八風とは)利(うるおい)・衰(おとろえ)・毀(やぶれ)・誉(ほまれ)・称(たたえ)・譏(そしり)・苦(くるしみ)・楽(たのしみ)のことである。この主旨は、利があるときも喜ばない、また衰えたとしても嘆かない等のことをいう。この八風におかされない人を必ず諸天は守ってくださるのである。
※八風…『仏地経論(ぶっちきょうろん)』等に説かれ、仏道修行者の心を同様させ、修行を妨げる八種の風をいい、八法とも称する。利は利益、衰は衰え毀は陰でそしられること、誉は陰で誉め称えられること、称は面前で称賛されること、譏は目の前でそしられること、苦は苦悩、楽は楽しみ。